【建築職人の学歴】中高卒の勉強嫌い?建設業は勉強しなきゃはじまらない!

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勉強しない作業員はアルバイトの手元のまま!

建築用語というのは、辞典が存在するほど恐ろしくたくさんあります。私も図解付きのを1冊持ってはいるのですが、私ごときが読んだところで、まったくもって理解不能。わからないから辞典で調べているのに、解説すら理解できないのですから、もうどうしようもありません。

これらの難しい用語だけでなく、その先にある複雑な作業まで習得している建築職人には、ほんとに頭が下がります。しかし彼らにしても、最初から今のレベルだった訳ではないはず。私ほどのセンスのなさではなかったにしろ、初めは相当苦労したことかと思います。

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以前、校正・校閲経験者だった私が、不動産広告の特殊な校正を始めたとき。その会社の上司に、何でも聞いてと言われても、「わからないことだらけで、何を聞けばいいのかもわかりません」と答えたのを思い出します。

そんな状態でも、出社すれば校正作業をしなければならないのが仕事というもの。ですからスタートして3ヶ月くらいは、不安を抱きながらの作業と、寝る間を惜しんでの勉強に、心身ともにボロボロになってました。

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ですがそんな危機的状況も、時間が経つうちに改善されていきました。しかし、ある程度の作業を問題なくこなせるようになると、今度は自分が知らないことが何か、明確にわかるようになってしまったのです。あれからもう何年も経験を積んできたというのに。

つまり、どれだけ実績があったとしても、世の中には知らないことが山ほどあるということ。結局いつまで経っても、勉強することからは逃れられなかったんですね。じゃあ、それが苦痛かというと、そうでもなかったりして。

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というのは、知らないことを知ると得した気分になる。それにある程度、専門的な知識・技術を得ると、それを共有できる特別な仲間ができるからです。専門的な用語を、説明する必要もなく、普通に言い合える楽しさといったら!

とはいえ専門的な仕事になればなるほど、需要やスキルに関係なく、周囲の理解を得づらくなるもの。一時話題になった、救急隊員の飲食シーン。忙しい業務の合間に飲食する姿を、不真面目だという人々。仕事とはいえ、人のために自分の寝食を犠牲にしているにもかかわらず、どんな労働環境かが周知されていないがために、非難されるという不条理。

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建築職人とて同じこと。当サイトコラム「建築物の内面の美|施工中の建物には完成品にはない美しさがある!」でも書きましたが、人々は完成した建築物を目にするだけで、彼らの仕事ぶりを知る人は、ごくごく少数なのです。

自分の生活のためではあっても、そこに住まう人、使う人の気持ちをおもんばかって作業している彼ら。そのために、先人の英知のみならず、新しい技術に関しても、勉強し続ける日々。皆が皆そうだとは言いませんが、「勉強嫌い」と言いながら、建築技術に関するWebサイトや書物を読みあさってたりするんですよね。

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学校の勉強はしなかったかも知れませんが、建設作業員となって勉強しなければ、いつまで経ってもアルバイトの手元しかできないでしょうから。それに「もっと知りたい」という知欲が旺盛な人も少なくないかと思います。

学業のスゴイ経歴を得ておきながら知欲をもたず、全然勉強しないエリートビジネスマン。働いている中で知欲がわき、何年何十年も日々学び続ける建築職人。学歴を“学びの歴史”と解釈するなら、職人の学歴は相当なもの。大卒院卒じゃなく、中高卒だからといって彼らを見下すのは、まったくもって見当違いだといえるのではないでしょうか。

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