2次3次の下請け職人がミスを押し付けられないためにするべきこととは?

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どの業界でもコミュニケーションが大事!

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建設業界は、元請けであるゼネコンなどが1次下請けに現場仕事を依頼し、そこからさらに2次3次の下請けへとどんどん下っていく構造。ですから建築物に欠陥があった場合など、その責任の所在がなかなか明らかにならないことがあったりします。本来は、あってはならないことですが。

建築現場で実際に作業している人の多くは、2次3次下請けの職人。ですが大きな現場だと、元請けはもちろんのこと、1次2次下請けにも現場の管理・監督義務が生じてきますから、職人に作業を丸投げというわけにはいきません。

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そうはいっても、監督者と作業員とのコミュニケーションはそう簡単にはいかないようですし、他職種の作業員同士もしかり。そんなコミュ不足がミスを生み、作業が遅れてしまったりすることが多々あるようです。

このコミュ不足というのは、建設業界の構造が原因。大昔から、建物をつくるというのは大変複雑で高度な技術がいる作業。聖徳太子の時代にも、すでに大工・左官・石工・瓦職人という風に職種が分かれていたくらい。

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現代ではさらに職種が細分化され、各専門技術も発達。その上、人手不足。工期が迫ってるので1日だけ応援にきた、なんていう職人もいますし、日本語が今一つ通じない外国人が現場にいたりするのが現状。

ですから、同じ現場で1つの建物を共同でつくっている者同士にもかかわらず、それぞれの進捗状況をつかむのでさえ難しかったりしてしまうんですね。では、そういう現場の仕組みが悪いのかというと、そうともいえません。

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その道のプロがピンポイントで仕事をこなしていくわけですから、全体としては超効率化されていることになります。とどのつまり、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」。やはりコミュニケーションが重要だということ。そのための、職長会議ですね。

仕事を頼んだ頼まれたという2次3次の下請け間では、ほうれんそうは当然。にもかかわらず、言った言わないのミスは起きてしまいます。業種は違えど、私も下請けのフリーランサー。なので何かあったときに備え、先方とのやり取りは、できるだけメールやチャットを活用するようにしています。

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携帯電話の場合は、ボイスレコーダーを使おうとアプリを落としているのですが、つい忘れてしまうのが常。通話をすべて自動的に録音する便利な無料アプリもあるのですが、それだとプライベートの会話も録音されてしまうので、それはちょっと恥ずかしい!

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