【蝶番(丁番)】本当は「ちょうばん」ではなく「ちょうつがい」と読む!

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蝶番と名付けた人はロマンチストに違いない!

蝶番とは、扉やフタなどを支え開閉できるようにする留め金具のこと。1本の軸があって、左右に開く平蝶番が一般的。丁番やヒンジ(英 hinge)と言ったりもしますが、実は蝶番は「ちょうつがい」と読むのが正解なのです。もっとも建築現場では、「ちょうつがい」と長ったらしく言うより、「ちょうばん」の方が手短でいいのですが。

蝶番という言葉の由来は、読んで字のごとく蝶々の番(つがい)。オーソドックスな平蝶番の形や動きをみるとわかるように、昆虫の蝶に似ているから。そして蝶番は扉などの上下二箇所に取付けて使うので、それを雄雌のつがいにたとえたという話。なんともロマンチックですね。

free画像,平蝶番

また蝶番には、たくさんの種類があります。旗蝶番・抜差し蝶番・自由蝶番・スプリング蝶番・長蝶番などなど。ただしスライド蝶番やアングル蝶番は、もはや蝶々には見えませんが(汗)

この蝶番のように、建築用語には生き物の名前がついたものが多くあります。なまこ壁・鴨居・蛇腹・猫車・クレーン(英 crane 鶴)……。鳶口や鳶などは、男のロマンを感じるネーミングですね。

free画像,鳥の鳶

余談ですが、建築用語は何百年も前につけられ、今でも使われているものがほとんど。ですが大工は、もとは右官と呼ばれていました。そう考えると、他の用語も登場したての頃は、別の呼び方をされていたかも知れません。

蝶番も新人の頃は、「扉つなぎ金具」とか「パタパタ留め具」とか「つなぎの女王」とか、味気ない呼び名だったかも!?とはいえ日本最古の蝶番は、正倉院にある「赤漆文欟木御厨子(せきしつぶんかんぼくのおんずし)」に使われているもの。

free画像,スマイリー,黄色

これは8世紀頃につくられていますから、その頃パタパタという擬音語や、つなぎ融資といった概念は、おそらくなかったですね。

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