【建築資格】職人仕事の就職に有利だから取得するという考えはナンセンス!

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建築職人は資格以前に経験・能力・やる気が重要!

建築系の仕事をやる上で、職人として上を目指すなら必要となってくる「資格」。危険をともなう仕事ですから、アルバイトなどの一作業員と有資格者のプロとでは、当然できることが違ってきます。

大方の職人は実務経験を積んでいるうちに“これもできるようになりたい、あれもできるようになりたい”という向上心がわき、すすんで資格を取得するケースが多いのではないでしょうか。

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例えば一般的な建築系職人に関していうと、自由研削といし特別教育・玉掛け技能講習・足場の組立て等特別教育……といったところでしょうか。ですがこれらの資格、受講料やテキスト代が約5,800円~約2,5000円と、案外ばかにならないんですよね。

それが平成27年に、「厚生労働省建設労働者緊急育成支援事業」なるものが発足しまして。職業訓練・資格取得(通学・合宿)から、その後の就業サポートまで、食費・交通費以外すべて無料でやってくれるというのだから驚きです。

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もっとも対象者が、新卒・離転職者・未就職卒業者等ということなので、現役職人がスキルアップのために活用することはできないようですが(汗)
ですから、これから建設業で手に職をつけて頑張っていきたいという人には朗報。

ただし、平成27年度から5年間という期間限定。しかも毎回おおよそ5人~30人くらいの定員制ですので、気になる方はなるべく早く動いた方がいいかも知れません。ちなみに、こちらの事業は全国21ヶ所で行われています。

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訓練コースを修了すると、地元の建設業者への就職をサポートしてくれるようですが、平成32年の東京オリンピックに向けた人手不足解消のため!?という考えが頭をもたげてしまうのは、私だけでしょうか……。

いずれにせよ、建築職人の資格というのは、とりあえず持っていれば就職に有利といった類のものではありません。経験・能力重視のシビアな世界ですから。
ですが未経験者でも、経験・能力を身につけようとする「やる気」があれば、こころよく門戸を開いてくれる業界でもあるんですよ♪