恋愛にはサービス精神より合理主義が勝る!?
寡黙な男性より、リップサービスが上手で話好きな男性の方がモテると思っている方。口数が少ないというのは、実はモテポイントだって知ってましたか?女性が「彼って寡黙な人だよね」と使う場合は、得てして褒め言葉。「物静かでクール、マイペースでミステリアスだからステキ」というような意味合いで使っているのです。
漫画キャラでいうと、「俺物語」の砂川誠・「夏目友人帳」の夏目貴志・「アオハライド」の馬淵洸・「ストロボ・エッジ」の一ノ瀬蓮といったところでしょうか。ちょっと草食系にかたよりましたが、皆モテ男子ですw
ですから単に人見知りが激しくて無口とか、根暗でムッツリしている人に対して、寡黙という言葉はあまり使いません。その場合、シャイとかコミュ障とか……。
そもそも寡黙な人というのは、知的な合理主義者だったりすると私は考えます。というのは、意味のない会話は不要だと思ってるっぽいから。
あるいは、人との無益な衝突を避けたいという平和的な心理が働いているから。おそらく彼らは、人嫌いでコミュ力が低いというわけではなく、聡明であるがゆえに軽口をたたかないだけなんですね。
それに女性が1日にしゃべる量は、男性の約3倍という説もあります。そんな女性にしたら、自分の話をいちいちさえぎったり、ベラベラしゃべりまくる男性より、静かに話を聞いてくれる寡黙な人の方が居心地がいいってこと。しかも話が途切れて沈黙しても、気を遣う必要がないのも寡黙な男性のいいところ。
また、何か秘密を打ち明けたとしても、誰かに漏らされるリスクが低いですから、寡黙なことは恋愛だけでなく仕事でもプラスに作用するのです。さらに、すべてオープンにされるより、“ミステリアスだから知りたい”という欲求があった方が、ドキドキして恋心に変化しやすかったりして♪
このように、おしゃべりな男子は恋愛に有利、寡黙な男子は不利なんて、ただのイメージってことがおわかりいただけたかと思います。それにいつもクールな男性が、自分にだけはよくしゃべってくれるなんて場面に遭遇したら、それはそれで嬉しいですからねー。
昔は、寡黙な職人といえば頑固一徹で融通が利かない人という意味で使われたりしましたが、このご時世では、寡黙な職人=クールガイと解釈してよさそうですねっ。