職人て気が長いからステキ|ただしロングスパンエレベーター使用時に限るw

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撮影写真,現場エレベーター
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“遅くたっていいじゃないか、ロングスパンエレベーターだもの”

まずはじめに言っておきますが、工事用ロングスパンエレベーターは、メチャクチャ動きが遅いんですっ。おおよそ分速10m以下。ちなみに、東京スカイツリーのエレベーターは分速約600m。ま、使用目的が違いますから、比べるのもなんですが(汗)

こちらのアイキャッチ画像がそれ。そもそもロングスパンエレベータは、中・高層マンションなどの現場で、階段を使って運ぶのが困難な、かさのある材料を運搬するのが主な目的。積載荷重も1tほどあります。

もちろん人も乗れますが、材料を運びたい職人に迷惑がかからないよう、トイレに行くくらいでは使用しないのが暗黙のルール。ですから、皆が同じ動きをする朝礼後・10時・昼・15時休憩のときだけは、心おきなく満員になるのだそうw

free画像,渋滞

現場によっては定員30名以上のものもある、のろのろエレベーターですが、誰一人として「遅せーな」とか「階段で行った方が速いよ」といったネガティブなことを言わないのが職人の男らしいところ♥
「遅くたっていいじゃないか、ロングスパンエレベーターだもの」という“相田みつを”的な達観した心境なんですね。
とはいえ、それはロングスパンエレベーターに限っての話。仕事を終えて帰るときに環八や横横が渋滞していると、普通に「チッ!」とか言っちゃってるのが“……自然なんだな にんげんだもの”ですっ(笑)