電気工事士のほとんどが会社員として資格を取得する
マンションで一人暮らしといえば、1K、1DK、ちょっと余裕があれば1LDKといったところが一般的でしょうか。そこで、ちょっと想像してみてください。あなたが一人暮らしをしている部屋に、大の男が7人~8人入ってきて、道具をトントン……キュイーンなどといわせて、せわしく動き回っている画を。
想像しただけでもめまいがしますが、現実はそんなものではありませんgkbr
真夏でももちろん冷房などありませんから、室内はサウナ状態。もはや暑いを通り越して、苦しいのだとか!
なぜそんなに人口密度が高くなってしまうのかというと、軽天・電気・設備・大工・家具職人などが同時に作業をしているから。「あれ?だったら5人なんじゃない?」って思いましたか?ええ、そこなんですっ!
当サイトの「建築職人の種類・仕事」の「電気職人」のところでも書きましたが、電気設備工事は、第一種あるいは第二種電気工事士の資格がないとできません。また第一種の資格取得には、3年~5年以上の実務経験も必要。ですから電気職人を目指す人は、ほとんどが自力ではなくサポート体制がととのっている会社の社員ということになるのです。
そして会社員ということは新人も入ってきますから、そうなると1人の電気職人が常に2人~3人の見習いを引き連れて現場で指導するという構図ができてしまうわけです。
そんなこんなで、スペースが狭い現場だと肩身まで狭くなる!?電気職人。ですが1つの現場が終わるまでずっといますから、他の職人にしたら「全体の進捗状況は、電気工に聞けばわかる」といった頼れる存在。それに文系女子には理系男子がかっこよく見えちゃうものですから、なにかとモテちゃいますねっ♪