人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ|建設作業員はどうなの?

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自分が逆の立場だったら…で手抜き工事が減る?

もう10数年以上前になるでしょうか。ロバ―ト・フルガム「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」を読みました。当時はまだひよっこだったため、“そんなの当たり前のことじゃん”程度にしか感じませんでした。

例えばズルをしないとか、散らかしたら自分で片付けるとか、人のものに手を出さないとか。そしてその根底にあるのは、自分がやられて嫌なことは人にしない。人にして欲しいことは自分もしてあげる、ということ。

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そう。そんなの当たり前。幼稚園で学ぶほど基本的な話。しかし年齢を重ね、そこそこ経験を積んできた現在、いかに世間でその基本がないがしろにされているかを痛感しています。それを純粋に当たり前だと思って生きていると、残念ながら貧乏くじを引く。

そういう現実を思い知らされるたびに、「自分が逆の立場だったらって考えてみなよ。自分がやられて嫌なことは人にしないって幼稚園で学ばなかった?」と言いたくなります。加えてさらに厄介なのが、それを中途半端に実践している人。

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仕事では他者をおもんばかるのに、プライベートではやりたい放題の人。あるいはプライベートではいい人なのに、仕事はいい加減。例えばですが、仕事が雑な建設作業員というのは、“どうせ自分のものじゃないし”という理屈があるような気がしてしまいます。

自分が逆の立場だったら……。皆がそう考えるだけで手抜き工事も減る。作業員にムリな工期を強いるのも減る。ムチャな値引き・サービスを強要しなくなる。ですが実際は違うので、貧乏くじを引くか雑な仕事をするかになってしまうのかも知れません。

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公私ともに他者に思いやりを持って生活するには、同じように思いやりのある他者の中にいないとキビシイ……。ロバ―ト・フルガムは、「釣り合いの取れた生活をすること――毎日、少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして、少し働くこと」とも書いています。

そうすれば思いやりを持てるとするなら、現代ではかなりハードルが高い。ワークライフバランスという言葉がありますが、仕事とプライベートを同じように最適化させるのは困難。なぜなら正社員と非正規労働者というだけでなく、既婚未婚・シングルマザー・若年老年・介護者などといった立場の違いがあるから。

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生き方が多様化したら思いやりがなくなる、というのはおかしな話。ですが余裕がなければ他者どころか自分に対しても優しくできない。悲しいかな、しごく当たり前の結果なんですね。

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