サンルーム・テラス囲い・ガーデンルームの違い|メリット・デメリット!

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free画像,黒ラブラドール
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固定資産税課税や建ぺい率オーバーに注意!

サンルームとは?

海外の戸建では、はじめから設計されることが多いサンルーム・ガーデンルーム。日本では、リフォームで増築するケースがほとんどかと思います。新築に組み込むと、なかなかお高いオプションになるので(汗)

free画像,緑,サンルーム

そもそもサンルーム・テラス囲い・ガーデンルームとは、天井や壁や扉をガラス張りにし、たくさん太陽光を取り入れられるようにした部屋のこと。だからsun room(太陽の部屋・日光浴室)。

サンルーム・テラス囲い・ガーデンルームのメリット

サンルームなどは特に女性に人気のようですが、その理由は何といっても、雨の日でも広々と洗濯物が干せる。また衣類に花粉がつかない、下着を盗まれる心配がない。晴れた日なら、太陽光や窓から入る風で洗濯物を乾かすことができるなど。

free画像,部屋干しそれに、室内飼いのペットを遊ばせるのにもいいですし、悪天候や鳥・虫害などから守れるため、ガーデニングにも適しています。夏にはデッキチェアを置いて日焼けをしたり、ビール片手に花火をみるなんて楽しみ方もできるかも知れません。

free画像,ベランダ,植物

これらはまさに、サンルーム・テラス囲い・ガーデンルームのメリット。いいことだらけではありますが、だからといってメリットしかないという訳ではありません。デメリットについては後ほどご説明しますので、少々お待ちくださいね。

サンルーム・テラス囲い・ガーデンルームの違い

さて次に、サンルーム・テラス囲い・ガーデンルーム、と毎回長々と書いておりますが、これらは太陽光を取り入れるという用途は同じ。でも微妙な違いがあるので、区別しているのです。そこで、まず先にそちらをご説明したいと思います。

free画像,テラス,観葉植物

サンルームというのは、ルームとつくように延べ床面積に含まれますし、布基礎が採用されることが多め。これはガーデンルームも同じ。(テラス囲いも、延べ床面積に含まれます)
布基礎とは、点で建物を支える構造のことで、面で建物を支える構造は、ベタ基礎になります。

基礎部分作成イラストサンルームは、開口部が狭く気密性が高め。さらに、ペアガラスで断熱性を高めることも可能なのに対し、ガーデンルームは気密性・断熱性が低め。それはガーデンルームが庭との一体感・開放感を重視し、開口部を広くしているから。
設置場所もガーデンルームは庭先、サンルームは庭先や2階ベランダやバルコニーといった違いになります。

free画像,ガーデンルーム

とはいえサンルームとガーデンルームは、メーカーによって呼び方が違うだけの場合もあります。マンションの、アルコーブとポーチのような感じですね。

一方テラス囲いですが、既存テラスの屋根に囲いをつけたもの。建築物というより短期施工の囲いなので、気密性・断熱性・水密性はサンルームに劣ります。水密性ということでは、ガーデンルームも折戸パネルなどで開口部を広くしてアウトドア感をだすため、強雨による水漏れがあったりします。

free画像,折戸パネル

サンルーム・テラス囲い・ガーデンルームのデメリットと対策

そしてこれらに共通するデメリットですが、「夏は暑く冬は寒い・天井などの結露(冬場)・ガラス張りなので、まめなメンテナンスが必要・費用が高い・セキュリティの問題」。
他に、「増築なので登記の変更が必要・建ぺい率がオーバーしてしまうケースもある・固定資産税がかかる・外壁工事をすることで、従来の家のメーカー保証が打ち切られる可能性がある」というデメリットもあります。

free画像,落ち込む男性

これらのデメリットを知らずに設置すると、“こんなはずじゃなかった”になったりするので注意が必要です。ですが、知った上で対策を講じておけば大丈夫。
例えば、使用する屋根・窓・扉の材質、あるいは換気システムなどのオプション機能によってデメリットは大幅に軽減されます。そうしてコストをかけた分、資産価値も上がります。

free画像,矢印,上昇

ただし建ぺい率オーバーなどの法的な問題は、対策を講じてどうにかなるものではありません。ですから、工務店に工事を頼むにしろDIYで取り付けるにしろ、その辺はしっかり確認するようにしてくださいね。

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