取り回しがいいジグソーで切断して作ったパズルだから!
木材・プラスチック・金属などの切断に使用する、電動工具「ジグソー」。そもそもジグソーとは、日本語だと糸ノコのこと。材料を曲線に切ったり、くり抜いたりといった作業ができるため、DIYで使われることも多いかと思います。そして、ジグソーパズルのジグソーというのも、この糸ノコが由来だというから驚きです。
18世紀頃、英国の地図職人ジョン・スピルズベリーの思いつきで作られたのがジグソーパズル。彫刻師でもあった彼は、木の板に世界地図を貼り、国境に沿って糸ノコで木材をカット。ピースが国の形になっている木製パズルを作りました。
これが、子供たちの地理の教材として大ウケ。後に紙製のパズルも出回るようになりましたが、なかなか高価なしろもの。ですがそれが安価で手に入るようになったため、大人も子供も楽しめる娯楽品として定着したわけです。
つまり、取り回しがいいジグソーで切断して作ったパズルだから、ジグソーパズルということなんですね。ただし、英語のjigsawを訳すと糸ノコではありますが、一般的に建築工具で糸ノコというと、手ノコと電動の糸ノコ盤。
厳密にいうと、電動工具のジグソーとは別物ってことになっちゃいますねっ。てへぺろ☆