おすすめはキャスター付きワゴン!
視界に入る置き場だと怖がる人もいる!
現在の住宅では、戸建てにしろ集合住宅にしろ、和室や畳コーナーが減っているといいます。
その主な理由は、和室は洋室よりコストがかかることや、ライフスタイルの欧米化が挙げられるかと思います。
ですから、昔は多くの家にあった、仏壇を置くための和室である「仏間」も減ったということになります。
そもそも、仏壇や位牌を持たないご家庭が増えているようなので、仏間もさほど必要ないのでしょう。
とはいえ、仏間は必要なくても、お祀りするスペースは欲しいという方はいるかと思います。
例えば、虹の橋を渡った愛犬や愛猫などの写真や骨壺、水やオヤツを置きたいといった。
人にしても、墓じまいで納骨できないため、家に骨壺を持ち帰るという方もいるでしょう。(人もペットも、火葬後に遺骨を処分してもらうことは可能です)
壁にビルトイン(造り付け)の棚があればいいのですが、なかなかそうもいきません。
そのままリビングや寝室などに置いておいてもいいのですが、客人の中には怖がる人もいるかと思います。
かといって、箱や袋に入れてクローゼットや納戸にしまっておくのも気が引けます。
仏壇の扉でさえも、閉めたままでいるのは良くないと聞いたことがあるので、しまい込むのはなおさらです💦
そんなご家庭には、キャスター付きワゴンがおすすめ。
来客の際は、キャスター付きなので簡単に移動できますし、2~3段のワゴンなら、下段にペット上段に人と分けてお祀りすることもできます。
仏教では、人とペットを同じ仏壇に入れるのは好ましくないとする宗派もあるので、上下段に分けられるのは嬉しいですよね。
とはいえ、ペットの供養に明確な決まりはありません。
ですから、あまり気にすることはないかと思います。
ちなみに、同じ部屋で神棚と仏壇をお祀りする際、配置には色々と決まりがあるようなので、そちらは注意してくださいね。
キャスター付きワゴンは、素材もデザインも豊富で値段も様々。
それにネットショップでも実店舗でも、容易に手に入ります。
人やペットの位牌や骨壺の置き場に困った時には、キャスター付きワゴンをぜひ活用してみてください。
たとえ家に立派な仏間や仏壇があったとしても、故人を想い大切にしなければ意味がありません。
逆に大切にする気持ちがあれば、位牌などの置き場所は、ワゴンでもどこでも構わないといえます。
ただし身内は平気でも、位牌や骨壺にビビる客人もいるということを、忘れないでくださいねっ。