手のケアを毎日の習慣にしましょう!
建築職人の職業病といえば腰痛。それともう1つ、手荒れも挙げられます。さほど気にならないという人もいれば、皮膚科へ通うレベルの人もいるかと思います。泥や溶剤、あるいは木片や金属による細かい傷など、手荒れの原因は様々。かといって現場だと汚れた手をしょっちゅう洗えない、ハンドクリームや薬を塗れない。それで慢性化してしまったりします。
作業用の極薄手袋もありますが、ミリ単位の仕事をしている内装職人だと、指先の感覚が邪魔されるため、結局外してしまうのだそう。また、常に手袋をして作業しなければならない職種の方もいますが、それはそれで蒸れたりかぶれたり……。
建築職人にとって手荒れは、乾燥しがちな冬場はもちろんのこと、通年の悩みなんですよね。ならば、どうしたらいいかですが、仕事以外の時間にケアするしかなさそう。ちなみに作業手袋の蒸れ防止には、インナーに綿手袋をするのがオススメ。またゴム手袋の粉でかぶれる方には、パウダーフリーの製品もあります。
そして手荒れのケア方法は、家にいるとき、まめにハンドクリームや薬を塗る。ハンドソープ・食器洗剤・シャンプー・ボディーソープなどを見直し、無添加や低刺激のものにする。手荒れなのにシャンプー?と思うかも知れませんが、洗髪は手指でしますからね。
つまり日常的に仕事で手を荒らしているのですから、日常的にケアし続けないと追いつかないってこと。もちろん症状が重い場合は、皮膚科へいくことをおすすめしますが。
女性から見ると、職人のごっつい手指はまさに漢。カッコイイと思う反面、ひどく荒れていると「痛いだろうに」と心配になってしまいます。それに手をつないだときゴワゴワのささくれがあったりすると、ついそこばかり触ってしまい「痛いよ、なにすんのー」なんてことになったりして。
それで私、職人の友人にハンドクリームをプレゼントしたのですが、ちゃんと毎日塗ってくれてたので一安心。でも、使い切ったらそれで終わり。しかも、かなりな早さで使い切ってました。
わざわざ自分では買わないけど、家にあればまめに使うってことね。はいはい、またプレゼントしますよーw
それから出しすぎたクリームは、手だけでなく腕までのばして使いましょう。ティッシュで拭って捨てたらもったいないですよ。