節分や建前に豆や餅・銭などを撒くのってなぜ|豆まき・餅まきの由来!

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魔=災いや人々の邪心を祓うのが目的!

平安時代に、悪さをする鞍馬山の鬼の目に、炒った大豆をぶつけて退治したという話が、豆まきの由来。豆=魔滅(まめ)と考えられたからのようですが、現代でも大豆はスーパーフード。無病息災を願う行事に使われたのもうなずけます。

建前(上棟式・棟上げ式)だと、餅まき。建前だけでなく、神社の祭事などでも行われますが、今の時代ではあまり目にしなくなってきました。餅まきは散餅銭(さんぺいせん)の儀からきており、餅や小銭を撒いて災いを祓う神事だったんです。

free画像,お供え物,いらすとや

散餅銭の儀には、豆まきのような鬼退治に起因するといった話はないよう。しかし建前の餅まきにしても、魔を祓い職人や家主の息災を願う気持ちが一番にあるような気がします。一説では、餅まきには、家を建てるという施主の大きな福を、人々に分け与える意味があるのだとか。

うがった見方をすれば、人々の妬み嫉みをそらすには、けっして安くはない餅・小銭をふるまわなければならなかった。つまり、家を新築するなんて羨ましい・悔しいといった邪心を祓うための餅まきだったのかも知れません。

free画像,住宅街,いらすとや

あくまでも私見ですが、そう考えると近年建前・餅まきの儀式が減ってきているのは、家に対する意識が変わってきているからなのかも。新築戸建ての主になることが勝ち組のステイタスという訳ではなく、集合住宅でもよし賃貸でもよし、という。つまり人々に、餅まきをして祓うほどの邪心がない。そもそも他人に関心がない(笑)

人々の住宅に対する価値観が多様化するのは悪いことではないと思いますが、建前や餅まきといった賑やかなハレの儀式がすたれてしまうのは、少々寂しいような気がします。

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