韓国の手抜き建築崩壊事故でわかる日本の職人の責任感と高潔さ!

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韓国がダメではなく日本の職人魂がスゴイ!

お隣り韓国のマイホームといえば、集合住宅。木造一戸建てのイメージはあまりありません。戸建てに住むのは、富裕層といった感じ。韓流ドラマだと、コテコテに装飾された大豪邸に住んでいるのは、たいがい財閥の人間ですからねw

そして日本の大工の棟梁にあたるのが、韓国では大木匠。ですが現在の大木匠は、宮大工の棟梁のような存在。日本のように木造一戸建ての需要が少ない韓国では、住宅の建設現場に棟梁がいないのだそう。

さて、私が知る日本の多くの職人は、カツカツの工期でも、それに間に合わせるため手を抜くということはまずしません。なぜなら、仕事に対する責任感とプライドがあるから。日当計算で残業代が出なくても、はたまた休日を返上してでも、頑張って仕上げている職人を何人もみています。

ですが韓国の建設作業員は、その辺は結構ルーズ。実際、完成した商業施設の崩壊や水漏れ、建設中に足場や橋脚が崩壊するといった大事故が、国内外でいくつも起きています。それは韓国に限らず、中国などでも起こっていますが。

そういった手抜き工事をしてしまう背景には、建設作業員の意識の低さがあるともいわれています。その意識の低さの原因は、仕事に対する責任感とプライドの欠如。そうなってしまうのは、建設作業員という職業への世間のキビシイ差別があるから。つまり、かなりうがった見方をすれば、差別される腹いせに、手抜き工事をしているということになるのでしょう。

当サイトコラム「建設作業は頭を使わない|身体が健康なら誰にでも出来る仕事という誤解!」でも取り上げましたが、日本にも建設作業員を低くみる風潮は少なからずあります。

そこで私が思うのは、韓国の建設作業員がヒドイというより、日本の職人がいかにプロ意識が高く高潔かということ。もちろんどちらの国にも、素晴らしい人もいればヤバイ人もいます。なのでそこだけ切り取って、国民性がどうのと言うつもりは毛頭ありません。そこまで論じるだけのデータが、私にはありませんし。

ただ、作業員という立場を利用すれば、手抜き工事で憂さを晴らすことも不可能ではない。そういう危うさもあるのが建設現場なのだということを、今回韓国の建築事情を調べてみて知り、驚いた次第です。

ちなみに私が知っている職人たちからは想像もつきませんし、皆さんも職人がそんなことをするなんて、想像すらしたことがないでしょう。その点だけでも、日本の建築職人は信頼がおける。なおかつ尊敬に値すると思うのですが、皆さんはどう感じたでしょうか。

作業着を誇りに思いこそすれ恥じることは何もない! なぜ?いつから?建設作業員が低く見られるようになってしまったのか――。これは、当サイトの...
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