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下地をしごく鏝だからスパルタ鏝!?
左官道具といえば鏝(こて)。壁や床などに塗材を塗ったり、平らにならすのに使う道具。用途によって100種類以上あります。ですから左官の道具箱をみれば、その人が普段どういう仕事をしているのか、技量がわかるといわれています。
しごきだから、スパルタ……。他にも、カネシカの小型鏝シリーズは、小と鏝をかけて「コテっちゃん」。上手いっ!ていうか、商標的に大丈夫なのか、こっちがハラハラします。
他にも左官仕事では、一発仕上げのことを「いちころ」と言ったり。丸っこいドラムのコンクリートミキサーを「だるまミキサー」と呼んだり。
危険と隣り合わせで、常に緊張をしいられる建設現場。なのに、そこで飛び交う業界用語が面白いのが意外。
それはおそらく、危険な現場だからこそ、誰もがわかり易く覚え易い呼び方をして、少しでもミスを減らそうという考えからなのでしょう。
もしくは、単に隠語を面白がっているだけなのかも知れませんが。いずれにせよ、どうぞ皆さん、ご安全に!
大化の改新の頃の建設業を支えていたのは左官と大工!
江戸時代、鳶・大工・左官といえば花形の職種でした。今でも人気の三職ですが、今回の「職人...