建設現場|工期の遅速は職人次第ではなく所長や監督の管理能力次第!

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建築職人は作業のプロで管理のプロではない!

家にノートPCが3台あるのですが、2万円そこそこのWindows7中古品を育てたものが一番使い勝手がよく仕事用。そのPC無線マウスポインタが、急に勝手に動き出しまして。あれこれ原因を探ってみたところ、OS更新によりタッチパッドあるいはUSBドライバの設定が初期化された、Windows10そのものの不具合、マウスの電池残量が少ない、など。

しかしどれをいじってみても、全然改善されませんでした。そこで試しに、他のPCの有線マウスを接続してみることに。すると普通に動作。つまり難しく考えてあれこれ探っていたものの、原因は単なるマウスの寿命だったんですね。

そこですぐさま、いつものyodobashi.comでマウスを注文。翌日届いたマウスを接続したところ、「あの時間は何だったんだ」になりました。この今回のドタバタで感じたのが、物事をやたらと難しく考えすぎてない!?ということ。

現代では情報があふれていますから、私たちは物事を多角的いうなれば複雑にとらえる習慣が身に付いています。もちろんそれは悪いことではありません。でも物事って本当はすごくシンプルだったりします。仕事や人間関係も同じ。働き過ぎれば壊れるし、ルールを破ればペナルティを受ける。

例えば建設現場だったとしたら、工期がどんどん押してしまうのは、どの段階かで作業に遅れが出たとか。図面通りの作業をしていないとか。設計が変更されたとか。でももっと単純に考えると、初めからムリな工程が組まれている。つまり天候他、諸々トラブルが生じた場合を念頭に置いた、余裕のある工期ではない。

さらにもっともっとシンプルに考えると、建設作業はロボットではなく人がやること。分業で多くの人が入れ替わり立ち替わり作業を進めていくのだから、そうそう工程通りにはいかない。それを寸分の狂いもなくピタッと合わせて1つに仕上げるのですから、工程通りにサクサクいく方が稀。

そうなると、これまた単純に考えると、工期はすべての工程・職長を知る所長や監督の管理能力次第。職人は専門作業のプロで、管理のプロではありませんから。個々の職人が決められたルールを守るのは当然ですが、それを守らせる管理のプロの力量も問われるところです。

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