【建築職人 一人親方】営業活動の苦手意識を克服するにはどうすればいい?

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過程は重視せず成約するまで続ければいい!

建築職人といっても、作業場や現場で作業するだけでなく、営業活動をすることもあるかと思います。それは自分がつくった物であったり、時にはアイデアだったり。例えば“こういう道具があれば、もっと作業が効率化される”といった職人だからこそ思い付いたアイデアがあれば、それを専門業者に提案したい。

そのための資金集めや、製造業者を見付けだすのも営業。もっとも今は、クラウドファンディングで資金を調達するという手もありますが。そしてこれは私の主観ですが、職人というものづくりのプロは、得てして営業活動が苦手。畑が違うという意識が少なからずあるような気がします。

仮に職人が1時間作業すれば、1時間分の物ができる。しかし営業は、1時間テレアポや飛込みをしても、成約しなければ何もできない。その違いは大きいかと思います。つまり努力のプロセスが可視化されない営業活動は、ものづくりのプロには不向きなのかも知れません。ならば職人が、苦手な営業活動とどう向き合っていけばいいのか?

私はその答えを、韓流ドラマの中で見付けたような気がします。「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」の話。日照りが続き、雨乞いの儀式をやる事になった皇族。降らなければ民に非難されるだけでなく、王となる天命がないという印象を与えてしまう。そのため誰もが儀式を嫌がります。すると白羽の矢が立った皇子は、「そんなの降るまでやればいいだけだ」と。

なるほど、目からウロコでした。1時間頑張って営業しても成果がなければ努力はゼロ。だったら10時間10日10ヶ月、結果が出るまで営業すればいいだけの話。そもそも営業の成果というのは、運で得られるものではないのです。

かくいう私も営業が苦手。でも個人事業主となると、多かれ少なかれ営業活動は避けては通れません。ですが“営業活動のプロセスは重要視せず、仕事をゲットするまで続ければいい”。そう考えると苦手意識が薄れるような気がします。どんな業種でも、会社の営業部で毎月ノルマに追われて働いている営業マンの皆さんには、ほんとに頭が下がる思いです。

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