【アルコーブ・ポーチ】に注意|マンション近隣トラブルは騒音だけじゃない!

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共用部分に物を置くと規約違反になることも!

マンションなどの集合住宅で、よく近隣トラブルになるのが生活騒音。アパート住まいの友人は、隣人に気を遣ってイヤホンでTVを視聴してるくらい。TVや音楽って、何かしながら聞くのが良かったりもするのに……。


そしてもう一つ、意外と見落としがちなトラブルの種に、アルコーブ・ポーチ・ルーフバルコニー・専用庭などに物を置くことが挙げられます。

実はこれらは、共用スペース。ルーフバルコニーや専用庭は、使用料を払うケースが多いので共用だと認識しやすいですが、アルコーブやポーチは専有部分だと錯覚しがち。それで自転車やゴミ袋などの私物を、つい置いてしまったりします。

ちなみにアルコーブとは、マンションなどの共用廊下から少し後退したところにつくられた、玄関前スペースのこと。ポーチは、アルコーブに門扉がついているもの。(メーカーによっては、門扉があってもアルコーブと呼んだりします)

これらがあると、玄関ドアを開けたらすぐ外廊下ということにならないため、通行人にドアをぶつけてしまう、開閉のたびに家の中が丸見えになる、といったリスクが軽減されます。特に門扉があると、独立性や防犯の安全性も高まるといえます。

とどのつまり共用スペースということは、基本的に私物は置けません。マンションの規約にもよりますが、避難通路をふさぐ物や、美観をそこない資産価値を下げる物を置くのはNGなのです。

空きスペースがあると、物を置きたくなるのが人の常。でもそれでルールに違反したり、人を不快にする場合もあるので気を付けましょう。

それと、新築物件なのにアルコーブやポーチがないマンションは、もしかしたら経費削減で全体的にあまりお金をかけていない可能性がなきにしもあらず。かといって、アルコーブやポーチがあるから信頼できる物件だとは限りませんが。

とにもかくにも、マンション購入や賃貸物件を探す際には、このコラムを少しばかり参考にしてみてくださいね!

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